沖縄そば

沖縄と言ったら「沖縄そば」ははずせないでしょう。
そこで、沖縄そばの紹介と、糸満にある沖縄そばやを紹介します。

・沖縄そばとは
沖縄そばは、沖縄料理の一つで、農山漁村の郷土料理百選に選ばれている沖縄県の麺料理です。単に「すば」、あるいは「うちなーすば」とも呼ばれます。
そばという名前ですが、蕎麦粉は使わず、麺は小麦粉100%で、かんすい(かん水)またはガジュマルの灰汁汁を加えて打たれます。製法的には中華麺の一種で、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されていますが、麺は一般に太めで、和風のだしを用いることもあって、その味や食感はラーメンよりむしろ肉うどんなどと似ています。
発祥については諸説ありますが、庶民の食べ物としての「そば」が紹介されたのは明治後期のことで、県民食として大々的に普及して現在のような形態となったのは戦後、県外にもその存在が知られるようになったのは沖縄復帰以降のことです。
沖縄においては「すば」「そば」は通常は沖縄そばの事をさし、蕎麦は「日本そば」「ヤマトそば」「黒いおそば」などと呼んで区別します。県内では単に「そば」または「すば」と呼ばれていましたが、蕎麦粉を用いないことから本土の法律上の「そば」に該当しないため、返還に伴う日本本土法律の公正競争規約が適用される際に「そば」と表示できなくなりました。そのための苦肉の策として提案された「沖縄そば」「琉球そば」という呼び名が定着し、以降県内各地の地方名を冠して「山原そば」「宮古そば」「八重山そば」「大東そば」など様々なバリエーションに広がっています。


・糸満の沖縄そばや
【沖縄すば 淡すい】
まろやかな味わいの水で打つ麺を、昆布とカツオ節で仕込むスープが引き立てています。ソーキは脂の少ない肩肉を使用し、遠赤外線効果がある器で出されるので最後まであつあつが味わえます。
メニュー:ソーキすば¥750-
      すば   ¥500-
      ジューシー¥230
           ほか
住所:沖縄県糸満市武富603-11
電話番号:098-992-1302
定休日:水曜
営業時間:11:00~16:00(売り切れ次第閉店)
【南部そば】
名物は店名と同じ、柔らかくコラーゲンたっぷりのてびち(豚足)入り「南部そば」です。
他にもジューシーで旨味たっぷりのソーキそば、三枚肉が乗った沖縄そば、沖縄ぜんざいなどもあります。
メニュー:南部そば¥750-
      ソーキそば¥750-
      沖縄そば¥550-
           ほか
住所:沖縄県糸満市潮崎町3丁目2-2
電話番号:098-992-7711
定休日:水曜
営業時間:11:00~16:00(売り切れ次第閉店)